地球温暖化等の環境問題はほとんどの人が関心を持っており、新エネルギーとしての風力、太陽光・太陽熱の認知度は高いが、
雪氷エネルギーの関心度は14%となっており、積雪地域である北海道に住んでいる人の中でのデータとしては、以外に少ない様に思われる。
これは、北海道の生活の中では、毎年繰り返される冬期は克雪に関心を持たざるを得ない状況が多くあり、雪をエネルギーとして利用する
という認識が少ない、持てないためではないかと思われる。
今後、メディア等を利用した継続的な普及活動の展開が必要であり、北国北海道の人々の意識を克雪から利雪へ関心を転換させる必要がある。
一方、コスト的に見合うなら雪氷利用による冷房利用を考えても良いという回答が、「利用したい」「値段等条件が合えば利用したい」合せて71%あり又、
雪冷房を利用するとすれば値段等のコストが電気式冷房と「同額」及び「1.5倍以内」との回答も82%あり、低コストの利用方法、利用技術等の開発が必要であると思われる。
又、今回利雪の1つのモデルとして、冬の冷気で作成した雪氷ブロックを展示し、その用途について調査したが、農産物貯蔵用32%、冷房用28%、
魚の鮮度保持用18%の順であり、今後製造コスト等の調査を進めながら、更に利用先、利用方法等の検討を進める必要があると思われる。